発表募集

「ラムサールシンポジウム2016 in中海・宍道湖」での事例発表(口頭・ポスター)を募集します。
日本には北海道から沖縄まで、固有の特徴を持ち、多様な恵みをもたらしてくれるかけがえのない湿地があります。それぞれに経験、伝統、知恵、技術にもとづく保全と賢明な(持続可能な)利用のための取組が行われてきており、そして新たな知見にもとづく新たな試みも進められています。一方で、解決を迫られる課題を抱える湿地も少なくなくありません。こうした取組や課題、調査・研究、経験共有、情報発信などに関する発表について、オンラインフォームからお申込みください。
申込締切は、2016年6月30日(木)です。申込から1週間以内に受付の連絡がない場合は、事務局までお問い合わせください。発表の採否については、7月中旬にメールでお知らせする予定です。

・口頭発表申込フォーム
・ポスター発表申込フォーム

口頭発表を希望される場合は各セッションについてご確認の上、お申込みください。

セッション1 日本の湿地をとりまく状況はどう変わったか
いま、日本の湿地はどんな状況にあるのか。どこで、どんなことが起こり、どんなことが行われ、以前と比べて何が変わり、何が変わっていないのか。これからどこへ向かっていこうとしているのか。日本の湿地の現状を自然科学および社会科学の両面から、行政、NGO、研究者、市民など多角的なアプローチから検証し、具体的な事例を共有します。

<セッション1 キーワード>
法制度/管理・計画/開発・保全/共生・共存/生物多様性/保護区/再生・野生復帰/外来種/自然災害・防災・減災/関係自治体/ネットワーク・協働/NGO・NPO・市民活動/湿地の価値・人々の認識/ビジターセンター・拠点施設/フライウェイ/モニタリング/劣化・消失/気候変動/乾燥化・地盤沈下・水位変動/など

セッション2 湿地を地域にどう役立てるか
私たちはさまざまな湿地の恵み(生態系サービス)を享受しながら暮らしています。湿地は人々の生活を支え、社会の発展に重要な役割を担っています。大きな湿地、小さな湿地、ラムサール条約に登録されている・登録されていない湿地、有名な・有名でない湿地・・・・・・。こうした地域にとってのさまざまな湿地の価値をどのように活用し、役立てていくか。湿地の生態系を維持しつつ、そこから得られる恵みを持続可能な形で活用するという賢明な利用の観点から、新たな方策を探ります。

<セッション2 キーワード>
賢明な利用/湿地の恵み/産業・技術・文化/農業・漁業/観光・エコツーリズム/地域活性化・地域創生/協働取組/バードウォッチング・ホエールウォッチング・釣り/ビジターセンター・拠点施設/ラムサールブランド/伝統的知識・技術/野焼き/飲料水・水源/食文化/在来種/冬水田んぼ/フライウェイ/食害・獣害/総合的な学習・地域学習/など

セッション3 湿地の管理に携わる人々の活動を強化するには
ラムサール条約第12回締約国会議(2015年6月・ウルグアイ)では、コミュニケーション・能力養成・教育・参加・普及啓発(これらを総称してCEPAという)に関して今後9年間の目標などを定めた決議XII.9「CEPAプログラム2016-2024」が採択されました。この決議では、「人々が湿地の保全と賢明な利用のために行動を起こすこと」という包括的目標の下、湿地の管理に直接携わる人々の活動を強化するための支援についても強くうながしています。また、CEPAプログラムで指摘されているように、人々の認識が向上し、さまざまなレベルで人々が活動に参加することで湿地の保全と賢明な利用を実現することができます。全国で取り組まれている活動の経験、実績、発見、工夫、成功または失敗・改善事例、課題、将来への展望などを共有し、湿地の管理に携わる人々の活動の強化につなげていきます。

<セッション3 キーワード>
住民参加/ビジターセンター・拠点施設/教材開発/研修・教育プログラム/関係市町村会議/NGO・NPO・市民団体/企業CSR/助成金(行政・民間・企業)/NGOネットワーク(地域型・タイプ型)/レンジャー・ファシリテーター/研究者・研究機関・コンサルタント/指定管理者団体/環境教育・ESD/子ども・ユース/情報発信(WEB・SNS・会報)/など

フォームの入力が上手くいかない場合は、ファイルをダウンロードして入力の上、シンポジウム事務局までお送りください。

・口頭発表申込用紙(Wordファイル)
・ポスター発表申込用紙(Wordファイル)


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